BSプレミアム　南極 氷の下のタイムカプセル 2018年4月28日（土） 午後3時00分(90分)  なぜ地球は生命あふれる星になったのか？その答えが南極にある。目指すは厚い氷に閉ざされた湖の下。３日がかりで氷に穴をあけるとタイムカプセルの入り口が姿を現した。湖底には、地球に酸素を生み出した微生物の塊が広がり、太古の地球に似た光景を作っていた。酸素の登場は地球４６億年の歴史に革命を起こした奇跡だ。その奇跡はどのように起きたのか。超高精細８Ｋカメラで初めて撮影した映像とともに解き明かしていく。 なぜ地球は多様な生命に満ちあふれる星になったのか。その謎を解くカギは南極の氷の下にあった。2016年、NHKは研究チームに密着し、世界で初めて超高精細8Kカメラを使って氷の下にある湖の撮影に挑戦。ひと月近くキャンプ生活を送りながら、氷に穴を開け、潜水撮影を実施した。湖底に広がっていたのは、30億年前に酸素を作りだしたシアノバクテリアの塊。南極の氷の下には、原始の地球を読み解くカギが眠っていたのだ。