第28回ドキュメンタリー大賞「実りの秋よ いつまでも」 :: Nyaa ISS

第28回ドキュメンタリー大賞「実りの秋よ いつまでも」

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2021-03-28 20:18 UTC
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653.4 MiB
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第28回ドキュメンタリー大賞「実りの秋よ いつまでも」 BSフジ  3月29日(月) 03:00〜03:55 2016年の熊本地震で被災したコメ農家の嶋田一徳さん。余命宣告を受けながらも、残された時間で息子にコメ作りを伝える3年間の記録。 熊本地震直後の益城町。家々が倒壊し、道路は凸凹…そんな色を失ったかのような町でこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。持ち主は嶋田一徳さん。被災し不安を抱く孫たちを喜ばせたいと、全壊した納屋の前にこいのぼりを立てていたのだ。そんな優しいおじいちゃんはコメ農家、地震直後から家族総出で田植えの準備を開始した。例年通り田植えを行うも、自宅は半壊、必要な農機具も壊れ、嶋田さん自身も完璧な状態ではなかった。 「あと3年生きたかね…。俺の時間じゃなくて、息子に農作業を教える時間が欲しい」「時間が足りない…」そう漏らす嶋田さん。実はガンを患い、長くて2年半と余命宣告を受けていたのだ。共に農作業に汗を流す長男・康徳さんは震災の年から本格的に作業を手伝うようになるも、すぐに父のようにできるわけではない。田植えは1年に1回、稲刈りも1年に1回。1年に1回しか実践のチャンスがないだけに、父は必死になる。 一つでも多くの作業を息子に教えたい、1回でも多くコメ作りがしたい、そう思いながらも一年が過ぎていく。町の復興が進むということは、時間が経過しているということ。時間が経過するということは、余命の期日が近づいているということ。命の終わりを感じながらも希望を捨てない嶋田さんは、震災から2年が経った春に全壊した納屋を再建し、農機具も新調した。また壊れた自宅からみなし仮設へと引っ越し、新しい家を建てる準備を始めた。 しかし地震後3度目の稲刈りを控えた初秋、容体が悪化。病院のベッドで「田んぼが見たい。コメが見たい」と気にかけ続けるも、それが叶うことはなかった。余命を告げられた時、自分はどのように残された時間を過ごすだろうか?また、大切な人が余命宣告を受けたとき、支える家族はどんな思いで過ごすだろうか?どんな運命をも受け入れ、いまを生き抜き、文字通りコメ作りに「命を懸けた」嶋田さんの姿を、今回はあえてナレーションをつけず、制作者の考えを押し付けない手法で描いた。 <制作>テレビ熊本

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